新規開業医向け
ドクターサポートプラン 設計・建築・施工
医療機関専門の建築士による各診療科目の特性を生かした設計を行います。

先生の使い勝手、特にスタッフと患者さんの動線を考えることは、今の医院設計では必須です。この聞きなれない動線とは、限られたスペースの中でスタッフや患者さん等、人の流れや動きを効率的にするための概念です。

実際に建築されたものをご覧になられて、使い勝手が悪く、「こんなはずではなかった」と思われない為にも、豊富な経験と実績を持つ建築士を探されることをお勧め致します。

弊社では、先生が信頼される建築士にご依頼されることも、また先生からご要望がありましたら、新規開業というプロジェクトに最終まで付き合いの出来る経験・実績豊富な医院専門の設計事務所をご紹介させていただく事も、どちらでも対応させて頂いております。

施工に関してはいくつかの方法があり、それぞれにメリット、デメリットがありますので、先生にあった方法を選択していただけます。

◆工務店が設計施工するケース
◆医療機器メーカー等がプランを作成し、工務店が施工するケース
◆設計と施工を分けるケース  

診療科目の違いはもとより、立地条件と周辺ロケーション等のバランスを考慮し、検討の上設計されることが重要です。また、医院の機能を発揮するため、限られたスペースでの医師・スタッフ・患者の動線を考慮したレイアウトも必須条件です。医院の建築・内装工事におけるよくある例とアドバイスをリストにしましたのでご参照ください。

基本計画全般
よくある例 アドバイス
雑誌やパンフレットを見てるとオシャレな医院があったので、そんな風につくったが、使いにくくて仕方がない。 特に先生が始めての独立・開業であるならば、先生の診療方針に基づいた、できるだけベーシックな計画にしましょう。何年後かに使い方をかえたくなった時の対策も開業時に考えておくほうが良いでしょう。
患者さんに「医院にいると落ち着かない」と言われた。 インテリアの趣味も先生の趣味でまとめられるのも良いですが、デザイン的に優れていても、患者さんが入りにくかったり、落ち着かなかったりする場合もあります。地域特性や患者層も念頭に入れて計画しましょう。
医院の中にいると、なぜか寒々しい。 医院の外装や内装は、清潔感を出すために白やグレーなどの寒色系でまとめられることが多かったのですが、最近では空間に温かみを出すために暖色系やパステルカラーを使うコーディネートも増えてきています。
今の感覚でコーディネートすると、10年後には古臭くなりそう 壁材や床材は5~10年に一度は塗り替えたり、貼り替えたりするものですから、その時代にあったコーディネートに変更することもできます。その反面、平面プランを変更するには比較的大きな工事が必要となりますので熟慮が必要です。
オープンしてみるとスタッフの数は足りているはずなのに、なぜかいつもバタバタしている。又、患者さんが部屋を間違えたりする。 医院は、先生の動線、スタッフの動線、患者さんの動線、カルテの動線を意識して計画しましょう。できるだけシンプルにまとめないと、業務に差し支え、スタッフの増員などを考えねばならない結果になりかねます。
医院の計画に対して、消防署から改善命令が出された。 基本的に医院は、先生の診療方針に基づいて自由に計画ができるのですが、建築、消防、医療などの方面で法規的に規制されたり、家主からテナントの入居条件として制限される場合があります。担当窓口との綿密な打合せが必要です。
建築(内装)が完成して、机などの什器や医療機器を入れようとしたが、狭くて入らなかった。 計画段階で、什器や医療機器を図面の中に落とし込んで検討しておく必要があります。また、それらの什器や機器をどういう姿勢で使うのかも検討しておかなければいけません。
建築(内装)工事費が高くついた。 医院の工事では、流しや建具などを特注する場合が多いのですが、コストをできるだけおさえたいときには、計画段階で材料をうまく選び、既製品を使用する方法もあります。

設備計画全般
よくある例 アドバイス
医療機器を入れてみたら、電気の容量が足りなかった。 最初に医院に入れる設備の容量や建築との取合いをまとめた医療機器リストを作成し、設計者に渡しておきましょう。この際に設備の容量は1~2割の余裕を見て書き込みをしておいた方が良いでしょう。
電気設備工事にお金がかかりすぎた。 医院は間仕切が多くなったり、医療機器を設置するため、設備工事が膨らむ傾向にあります。特に医療機器のメーカー担当者は余裕を見て常識を超えたコンセント数や電気容量を要求してくることがありますので注意してください。
空調設備工事にお金がかかりすぎた。 医院の場合、能力や耐久性を考えて、通常は業務用のエアコンを設置するため、エアコン代は家庭用より高くなる傾向にあります。コストが限られる場合、家庭用を使うこともありますが、能力の確認は必要でしょう。又、地域やテナントによっては特殊なエアコンを入れなければいけない場合もあります。尚、エアコンと室外機の距離が遠くなれば工事費は上がります。
給排水設備工事にお金がかかりすぎた。 特にテナントの場合、給水はそれほどでもないのですが、排水の場所を現状より移動させると、工事費が高くなったり、計画の自由度に影響を与えたりします。
医療機器を入れてみると、コンセントの形状が違った。 医療関連の工事をあまり行ってない業者が、度々、医療用のコンセント形状を知らずに間違うことがあります。医療機器業者と密に打合せさせて、確実に指示する必要があります。
空調がきかない。 医療機器の中には、作動中に多くの熱量を発するものもあります。機器の発熱量を考慮した空調設備を入れましょう。

各 室
よくある例 アドバイス
玄関に段差が有り、手摺もなく、老人、身障者に対して配慮が少ない。又、下足入れの高さが高く、子供、老人が届かない。 最近の医院は、基本的にバリアフリーで計画するのが常識的になっています。段差に車椅子幅のスロープを付たり、手摺などもつけると良いでしょう。又、狭い玄関には移動式のスロープ設置する事もできます。扉はできるだけ、引戸が良いでしょう。
玄関が狭くて、医療機器が入らなかった。(出なかった) 入口まわりが狭いと、中に搬入できないことがあります。親子扉をつけるなど、計画段階に搬入の検討も必要です。又、設置の際はバラバラで納品された機器もメンテナンスの時にそのまま院外へ出さなければいけない事もあります。
待合室の内装が、材質的にも、色彩的にも、冷たく暗い。照明器具も蛍光灯にしたため、明るすぎたり、暗かったり、目にやさしくない。 特に待合室は医院の顔となるので、壁、床などに木質系の材料を使ったり、照明器具を蛍光灯だけでなく、ダウンライトや時にはスポットライトなどを使い、明かりを調整し、目にやさしく暖かい雰囲気にすると良いでしょう。
受付のカウンター上をガラスなどで、仕切をしてあり、顔が見えにくく、冷たい感じがする。 最近の医院の受付は、患者さんと受付スタッフの間をスクリーンで区画しないオープン型が主流となってきています。カウンターはハイカウンターが主流ですが、車椅子の患者さんの対策も必要です。
便所の扉が開き戸になって、框の段差があり、車椅子では入れない。 すべての便所をバリアフリーにする必要はないかもしれませんが、最低でも、1ヶ所は車椅子の患者さんが使える便所を用意しましょう。
レントゲン室が明るすぎて、検査の邪魔になる レントゲン室の電気の入切は操作室の操作窓の近くでできるようにしましょう。検査時に適度な明るさを確保するため、調光式の照明を付けると良いでしょう。
暗室の流しがさびる 現像機のローラーを洗う流しは通常のステンレスでつくると、現像液でさびたり、穴があいたりしますので、素材などには注意が必要です。

施工技術はもとより、確実な工期が条件です。設計図に基づいたきめこまかな現場管理、そして経済的な価格を実現することに、常に 努めていること、更に完成後のメンテナンスの重要性を理解し実施していること等、医院の建築工事の経験と実績があり信頼出来る業者をご紹介し、先生のご希望をよく伝えられるように仲介いたします。


実際に施工に入ると、様々な問題が生じます。先生が思われたものとイメージが違ったり、追加工事が必要になったりと多種多様です。そうならない為にも、設計士と事前に十分話し合いを行ない追加料金の話をきちんと話し合ったりと、施工管理全般を行い、スケジュールどおりに施工が進むようサポートいたします。

基本的な医療建築とは、医師にとって医療従事空間であり、医師が医療従事をするアトリエ的なものです。従いまして、医師の個性が表れます。しかし、決められた資金計画の中で建築費用の占める割合は大きく、中でも電気、給排水、空調関係、及び最近あまり使用していないが、ガス工事等の建物に対する設備工事を設計段階でいかに工夫するかが、後々の医院を運用させていくための課題となります。

更に、設備工事は個人個人の医師が必要とする医療機器や器具等の設置場所により、費用面で大きく変化するため、重要な要素となります。 なお、これら設備工事項目別については設備設計の専門家に委ねるとして、項目のみ列挙しますと、
1, 冷暖房設備
2, 換気設備
3, 給排水衛生設備
4, 電気設備(電話機、セキュリティを含む)

大枠でありますが一般住宅、事務所と違った考え方で医療機関として適合することを第一に、入念な打ち合わせをすることが重要と考えて、建築設計から施工管理まで一環して先生のご希望に沿う建築が実現できるよう確認、指導を随時行ってまいります。

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