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歯科クリニック開業後、歯科医が成功するためにどうすべきか/column
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歯科クリニック開業後、歯科医が成功するためにどうすべきか



歯科クリニックの現状



みなさんが住んでいる地域にも歯科クリニックはきっとあるでしょう。その数はコンビニを上回るとも言われています。歯科クリニックがこんなに増えたのは、歯科医師が増え続けているからです。その数は大変多く歯科医師過剰問題とも言われ、今では社会問題の一つとして取り上げられています。その原因は今から30年以上前に国が歯学部の新設、増設を推進したことにあります。当時は歯科医師が不足していたため、その数を増やす必要があったのですが、時が経ってあまりにも増えすぎてしまったのです。

しかし経営する上で新設、増設した歯学部の入学定員を簡単に減らすわけにもいきません。そこで国は歯科医師国家試験をより難しくすることで過剰問題に対応しようとしていますが、毎年2000人程度の歯科医師が誕生しているのが現状です。そんな中、今までは歯学部卒業後、ある程度歯科クリニックに勤務するなどして実績を積み、資金を蓄えてから開業という流れが一般的でしたが、現在では借り入れた資金回収のため、早めに開業する傾向にあります。多くの歯科医師が開業を急ぎ、結果として多数の歯科クリニックが存在するようになったのです。

そのため競合するクリニックが増え、患者を獲得できずに3年で廃業してしまった、というケースもあります。ある調査で、歯科医の開業が年間約2000件あるのに対し、1600件前後が廃業を余儀なくされているということがわかっています。廃業の理由は他にもあり、診療報酬のマイナス改定があげられます。保険診療をたくさん行ったからといって、得られる利益は少なくなってきているのです。さらに予防歯科の浸透や、歯磨き粉の進化によって虫歯が減少している現状もあります。開業さえすればなんとかなるという時代ではなくなっているのです。



開業前に考えるべきこと



歯科クリニックを開業するにあたり、まずは診療方針を考えなくてはなりません。一口に歯科といっても審美歯科や矯正歯科などさまざまなものがあるので、自分の得意なものを選択すると良いでしょう。次にクリニックの形態をどうするかです。こちらもテナントにするか店舗にするかなどいろいろな選択肢がありますが、自分がイメージする理想の形態をとるのがベストです。それらが決まったら、どれくらいの資金が必要になるのかを試算する必要があります。その中で設備投資資金と運転資金の二つを考慮しなくてはなりません。

設備投資資金とはテナントを借りる際にかかる費用や家賃、クリニックの内装、外装にかかる費用、医療機器にかかる費用などをまとめたもののことです。広告費もこれにあたります。 運転資金とは、経営が軌道にのって、安定した収入を得られるようになるまでの期間に必要な資金のことです。これら二つを合わせるとかなり高額になりますので、頭金を用意して残りは借り入れるというパターンが一般的となっています。資金の試算ができたら、次に患者を集める方法を考えましょう。

特に競合するクリニックの状況は把握しておかなければなりません。他のクリニックのことを知ることによって、差別化を図ることができます。内覧会の開催も検討しましょう。地域の人々に自分の歯科クリニックを知ってもらうことができます。新聞などに広告を出すのも良いでしょう。とにかく患者を集めることでしか経営を成り立たせる方法はないので熟考する必要があります。開業をサポートしてくれる企業もあるので、そちらに相談するのも良いでしょう。



開業後に失敗しないために



月の収入がある程度の額を切ってしまうと、廃業してしまう可能性が高くなるといわれています。そこで、今までと同じことをしていても仕方が無いので、何らかの対策をとる必要があります。どうしたら新規の患者が集まるか、多くの患者を紹介してもらえるのか、何度も足を運んでもらうためにはどうしたらよいか、そのノウハウを知ることで、廃業になるリスクを回避できるのです。そのためには経営する歯科クリニックの良さを広く知ってもらうことが重要となります。その方法として、ホームページや口コミがあります。特にホームページ作成が開業後の成功の鍵を握っているといっても過言ではありません。

今はインターネットが普及しているので、患者はホームページ上からさまざまな情報を得て、信頼できそうだなと感じた場合、来院するケースが多くなっています。しかし、いくらホームページの内容が魅力的なものであったとしても、口コミでの評判が悪ければ大きなイメージダウンとなってしまいます。そこで、患者の意見をしっかり聞くことが大切です。例えば、アンケートをとるなどして改善すべきところは改善したほうが良いでしょう。そういったものを利用して、自分の歯科クリニックの良いところをアピールしていき、悪いところをなくしていくことが患者を集めることにつながるのです。

また、患者はスタッフの対応が良いかどうか、歯科医師は治療する際にきちんと説明をおこなってくれたかどうか、などを評価して再来院するかどうか選択します。そのためそういった所にも気を配る必要があるでしょう。

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