クリニック・医院開業のドクターサポート
絶対必要?診療圏調査の活用方法/column
クリニック開業 > コラム > 絶対必要?診療圏調査の活用方法

絶対必要?診療圏調査の活用方法



なぜ必要なのか


クリニックを開業する際、診療圏を調査しておいた方が良いのは言うまでもありません。診療圏とは自分のクリニックに足を運んでくれるエリアともいえるもので、都市圏では一次診療圏が半径0.5km以内、二次診療圏が半径1km以内と設定しています。
街の交通インフラによってこの数字は微妙に異なるのですが、なぜこの数字を調査しておいた方が良いのかいろいろな理由があります。

まず、クリニックも決して慈善事業ではありません。医療・福祉という観点からとても大切なものではありますが、一方でもし赤字が続いているようなクリニックがあれば、廃業という選択肢さえ見えてきます。クリニックを開業するにあたり、地域に貢献したいと思っても患者が来なければ設備投資出来ず採算も見込めなくなり、結局は廃業せざるを得ません。あまりにも利益ばかりに走るのも問題ですが、利益を度外視していてはクリニック経営は成り立ちません。では誰がクリニックに利益を運んでくれるのかといえば、患者です。
医師としてビジネスという言葉は出しにくい状況もありますが、クリニックも利益が必要な事は事実です。患者が自分のクリニックにやってきてくれるかどうかは、自分自身の医師としての評判はもちろんですが立地もとても大切です。やはり近い方が通いやすいです。いざという時、近いクリニックと遠いクリニック、どちらに通うのかと言えば多くの人が近い方なのではないでしょうか。
遠いクリニックの方にお世話になっているのであれば話は別ですが、これからお世話になる、しかも緊急を要しているような時、わざわざで遠い方のクリニックに行くような人は少ないでしょう。つまり、多くの人が通ってくれるようなクリニックの方が、当然ですがクリニック経営も成り立ちやすいのです。

診療圏調査


人口とインフラ


人口が多い方が自分のクリニックに通ってくれる可能性が高くなりますので、人口は一つの目安になるのです。しかし決して人口だけではありません。交通インフラも重要です。どれだけ人口が多いとしても、アクセスしづらい所ではなかなか診察に足を運ばないものです。
ですが、少々距離があったとしてもバス停や駅の目の前とか、商業施設の中とかであればその分通いやすくなりますので、人口はもちろんですが交通面のインフラも考慮したほうがメリットがあります。特にクリニックを構えるエリアが自動車社会なのか否かによって状況は大きく異なります。自動車社会の場合、多少遠くても苦ではない可能性があります。

また、自動車社会であれば自動車での来院に備えて駐車場も必要になります。自分で用意出来るのがベストですが、用意出来ない場合周辺に駐車場がなければ自動車社会でありつつ、自動車での来院が出来ないのです。訪れてくれる患者の数も違いが出てきますが、それらを把握する上でも調査結果はとても大切になります。また、年齢層も把握出来ると尚良いでしょう。クリニックにお世話になる年齢層と言えば、やはり高齢者が一番多いです。
高齢者、そして子供になりますが、高齢者が多いところであれば診察に訪れる患者も増えます。このように、いろいろなデータを活用する事によりクリニック経営も変わってきます。どのようなビジネスであれマーケティングはとても大切ですが、診療圏調査はクリニックにとってのマーケティングの一つです。

診療圏調査


細かい方が良い


診療圏調査は医療におけるマーケティングと同義です。細かいデータであればあるほどどのようなクリニック経営になるのかが見えてきます。大雑把なデータではある程度は把握出来るかもしれませんが、細かいデータが分かりません。
結果、詰めが甘く想定していた事態と微妙に異なるケースも出てくるのです。その点、細かければ細かい程現実との差分もなくなりますので、より的確なクリニック経営を行えるようになります。医療はとても大切な行為ですが、先にもお伝えしたように決して慈善事業ではありません。医療に対して「ビジネス」という言葉を使うと嫌悪感を持たれてしまう事もありますが、決して慈善事業ではありません。良い診断・良い設備を準備をするためには資金が必要です。そのためにも、診療圏はとても大切なものです。細かいデータであればあるほどクリニック経営に役立ちます。ビジネスとしてはもちろんですが、多くの患者を救いたいとの願いも叶います。

ですが、患者のいないクリニックは活気もなく、医師自身のモチベーションも低下してしまいます。患者が多い方が安心して治療を受けられるという患者の安心感にも繋がりますし、治療の回数を経験することで医師としての腕の上達にも繋がりますので、そこまで大切なものではないだろうなどとは思わず、積極的にデータを活用するほうが良い結果につながります。
医師が利益を求めるのは悪い事ではありません。医療と利益は相反するものではないのです。利益を患者さんの治療のために設備投資をすることで患者さんからの信頼も得ることが出来ます。それらのデータを活用し医師が利益を上げる事は、社会貢献にもつながります。

診療圏調査

Dr限定 無料会員登録をする
お問合せをする
  • けあコンシェル
  • 集金代行サービス
  • リコーリースの法則
リコーリース株式会社 RICOH

Copyright©1999-2016 RICOH LEASING COMPANY,LTD.

無料会員登録をする