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診療圏調査で候補地を絞り込む



診療圏調査の具体的内容



診療圏調査といきなり言われても一般的には馴染みの薄い調査ですから、初めて聞いたという人の方が多いはずです。これは医師向けに開発されたサービスですから、これから開業しようと検討している人には重要かつ不可欠な作業になります。いわば立地調査あるいは見込み客・ニーズ調べになりますから、不動産物件なら“生活の便宜さやアクセスの善し悪しおよび治安環境の善し悪し”などに該当します。最高の立地環境にある物件には高値も付きますし、多くの人から注目されるでしょう。

当調査では“近隣に競合する施設がないか、どの程度の住民が当院まで足を運んでくれるか、通いやすさはどうか”といった状況を調査する事になります。すでに実家や親せき・友人・知人のクリニックを受け継ぐ事が決定しているというなら、どうでも良い事なのですが、0から自分で準備しなければならないなら、きちんと調査する事でその後の二度手間を防ぐ事ができるのです。自分ですでに“ここが良い”という候補地があったとして数年後も、黒字で運営していけるとは限りません。

もしも何年たっても閑古鳥がなっていて立地が悪いために移転という話しになった場合、移転にかかる費用はばかになりませんし移転した先でも将来的な見通しは未知数だとしたら、安定した運営どころか開業自体うまくいきません。ですから実はとても重要なのです。またいざ調査しようと思ったら通常は地道に聞き取り調査や立地調査、地域人口調査などいくつもの調査項目をクリアしなければなりませんから、余裕を持って始める必要があります。

とても地道で手間がかかる調査ですが、これをやるからやらないかは、開業した後の運営に大きく響く事になります。医師は慈善事業とは違う事業としての要素も兼ね備えたものであるという事が、これだけでもよく分かろうというものです。さらに細かく見ていけばその重要性がますます見えてくるはずです。

診療圏調査


診療圏調査を導入するメリットとデメリット



診療圏調査は民間のコンサルタントに相談するとどこでもやってくれますから、医療関係者の間では大変ポピュラーな調査になります。医師自ら歩いてリサーチされる事もあります。少しでも経費を削減したいという多くの人は候補地周辺をくまなく歩く事はもちろん、可能な範囲で聞き取り調査もしています。

現実的に通院手段は歩行ばかりではありません。車で来られる患者さんもいるでしょうし自転車で来院される方もいるでしょうから、どの範囲まで調査するかがポイントになります。遠いと感じるか近いと感じるかは人それぞれですから、正確な数値を出すとなると人海戦術の方が良い場合もあります。普段の診療をしながらの調査となりますから、大変な負担になります。プロに任せた方が無難ですが報告を受けるまでに通常2週間から一月はかかると見込んでおいた方が無難です。

大変な負担になってもやっておいた方が良い点はいくつもあります。競合クリニックが近隣にあった場合に患者の奪い合いとならずに済みます。調査によって良好な立地での開業が望めます。スムーズに黒字運営へと移行できます。もちろん集患しやすいですから黒字運営にもなりやすいです。通常通いやすい距離となると一般的には自宅から10分程度となりますから、地域人口とも合わせて調査範囲も絞り込めます。候補地と思っていた場所が適切かどうかを再評価できます。

軍用資金の節約にもなりますし、助成金や借り入れを申請する上でも調査報告があれば説得力が増します。これだけのメリットを期待できるものですから、ぜひ調査をオススメしたいところですが、そのためにも大雑把なデータではなく綿密なデータを集めましょう。

診療圏調査


さっそく導入を検討してみよう!



運転資金の無駄を無くすためにも診療圏調査はやるべきなのですが、どういったポイントで進めたら良いかが重要です。予定地の正確な住所をきちんと手元に保管している事を前提に、診療圏をどの範囲まで拡大するかを決めます。地域人口や競合クリニックの数も影響してきますから、地元の不動産業者に相談してみるのも手です。

該当する競合クリニックの実態調査も可能な範囲で調査しておきましょう。交通の便宜差も把握しておく事も忘れないでください。口コミが広がれば電車を乗り継いで来院される方もいるはずです。聞き取り調査も可能な範囲でできればさらに細かいデータが期待できます。自身の診療外時間にしなければなりませんので、とても無理という人は経費が若干かかるものの、より綿密で正確な調査報告を期待できます。依頼する業者をどこにするかも重要ポイントになってきます。業者によっては独自の調査ソフトを開発し利用できるものもありますから、探してみてください。

開業医のためにweb分析をしてくれる簡易診療圏調査サービスを提供している業者もいくつか存在します。

これですと従来調査にかかっていた時間を大幅に短縮できる上に、より正確なデータ収集ができます。診療項目ごとのデータを収集できるというも便利です。会員登録すれば無料開放してくれますから、経費節約にもなります。経費に制限があったり調査時間も予算の余裕もなかったりするという医師にはおすすめです。ただしあくまでもコンピューター上での算出ですから、過信は禁物です。未対応の診療項目や対応できる住所数も上限があるようですから、詳細を問い合わせてみてください。

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