診療科別クリニック開業モデル/レイアウト実例集
皮膚科のクリニック開業では、純粋な皮膚科単科での開業か、美容皮膚科にあたる自由診療の領域を取り組まれるかで大きく変わります。 医療機器は、皮膚科単科での開業の場合、顕微鏡とレセコンで賄えます。一方、美容皮膚科になると、レーザーなど高額な医療機器を揃える必要が出てくることから、診療所の広さも変わってきます。
皮膚科単科の場合、広さは20坪~25坪で開業は可能ですが、形成外科になると医療機器の設置場所だけでなくパウダールーム等、確保する必要があるため、少なくとも30~35坪は必要になります。
皮膚科の疾患は、日光の刺激によって症状が悪化する可能性がありますので、レイアウトも日光に配慮した間取りを考えるとよいでしょう。夏の換気や冬の乾燥にも配慮する必要があります。
開業予算
保険診療をベースとして、大きな設備投資がなくても初期投資額を抑えることができます。
地域性と患者ニーズを十分に鑑みたうえで、どの程度自費診療のウェイトを高めるか、投資対効果も熟慮することが必要となります。
※モデルの前提条件=ビルテナントへの入居/院外処方/CO2レーザー導入,テナント面積=30坪 | |
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内装工事費 | 1,560 万円 |
保証金・敷金 | 270 万円 |
医療機器 | 730 万円 |
什器・備品 | 100 万円 |
開業準備金 | 450 万円 |
運転資金 | 1,200 万円 |
総事業費 | 4,310 万円 |
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