Q:遺言で一世代飛び越して孫に財産分けができますか？ A:一世代飛ばして相続することを隔世相続といいます。これは相続の回数が１回減る分、税金の節約になりますが、同時に相続税の２割加算という不利益も生じます。 通･･･

Q:医療法人に土地を遺言で贈与することができますか？ A:相続税は原則として財産を取得した個人が納付する税金ですから、法人である医療法人には相続税はかかりません。しかし、医療法人には取得した財産を資産計上し、受贈益として･･･

Q:土地区画整理事業施行中の宅地の評価はどのように行いますか？ A:事例 Ａ市の土地区画整理事業実施について父所有の宅地が仮換地の指定を 受けましたが、仮換地の指定を受けたあと２カ月して父が死亡しました。仮換地は土地区画･･･

Q:固定資産税評価額がない土地、家屋の評価はどうなりますか？ A:固定資産税評価額の付されていない土地、家屋の評価の際には以下のような方法で行います。 （１）固定資産税評価額が付されていない土地は、近隣地等を考慮して評価･･･

Q:建築中の家屋の評価はどのように行いますか？ A:建築中の家屋は相続開始日までの費用総額を換算して７０％を乗じた価額によって評価します。 事例 歯科医院を経営していた父が、住宅兼診療所の建築中に死亡しました。相続開始時･･･

Q:門、塀、庭園設備の評価はどのように行いますか？ A:価値のあるものは個別に評価します。 （１）門、塀等の設備の評価 門、塀等の付属設備は課税時期においてその財産を新たに建築・設計した場合の費用合計から経過年数に応じる･･･

Q:結婚２０年で居住用財産を贈与すれば２１１０万円の控除があるのですか？ A:婚姻期間２０年以上経過した夫婦間で居住用財産を贈与した場合、一定の用件を満たせば通常の贈与税の基礎控除１１０万円に加え、２、０００万円の特別控･･･

Q:診療所兼住宅を妻に贈与した時に２１１０万円の特別控除が適用されますか？ A:専ら居住の用に供していない住宅、すなわち、店舗併用住宅でも、その家屋の所有者が配偶者であるときは配偶者の２,０００万円の特別控除の特例が受け･･･

Q:相続財産の中に回収ができない貸付金がありますがどうすればよいでしょうか？ A:貸付金については相続税法では回収が不可能、または著しく困難なときは相続財産としないこととされています。 （ポイント） 回収不能の認定要件･･･

Q:妻が受取る保険金、満期前に名義変更すると贈与税がかからないというのは本当ですか？ A:事例 受取人を妻にしてある生命保険契約で、私が契約者で保険料を支払ってきましたが、１カ月後に満期を迎えます。満期時に妻に対して贈与･･･

Q:スムーズな財産承継のための遺言の種類と作成方法について教えて下さい。 A:遺言が意味をもつのは、遺言者が死亡したときです。したがって、遺言の内容は明確であり変造されないようにすることが必要です。そこで民法では、法律上･･･

Q:効力のある遺言書とはどんなものですか？ A:民法が定める遺言の方式は、（1）自筆証書遺言（2）公正証書遺言（3）秘密証書遺言（4）一般危急時遺言（5）難船危急時遺言（6）伝染病隔離者遺言（7）船舶隔絶地遺言の７種類が･･･

Q:自筆証書遺言の留意点を教えてください A:自筆証書遺言は最も手軽に書くことができる方式ですが、一定の用件を具備していない時は、その効力がなくなってしまいますので以下留意点をしめします。（民法968､自筆証書遺言）。 ･･･

Q:公正証書遺言の留意点を教えてください A:公正証書遺言には、次のような特徴と手続き順序があります。 （１）特　徴 《長所》１：　遺言書の原本を公証人役場に保存してもらうため、遺言の保存が確実であること。２：　公証人･･･

Q:秘密証書遺言のポイントを教えてください。 A:秘密証書遺言は、自筆証書遺言の欠点をカバーし、遺言の内容を秘密にしておきたい時に作成する遺言方式です。 （１）ポイント１：　秘密証書方式の場合は、必ず封筒に入れるなり、･･･